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2022/01/08 16:25

びっくりしました
家から60秒のところにバス停があります
バス停は池を囲う土手にあり
土手にはサクラやコナラの木が植わっています

そこを通りかかるとコナラの幹に黒い虫が這っているのが見えました
バス停との境には歩道に沿って鉄柵が巡っており
その柵を回り込んでコナラの木まで戻ると
まだ虫は根元にいます

ハムシやハナムグリなどに比べると
かなり大きな体をしています
そしてツノがあるようです
…クワガタかも
でもこんなバス通りにクワガタがいるでしょうか
その虫のツノは小さく
もしクワガタだとすればメスでしょう


翌早朝 コナラを覗き込むと
今度はオスがいました
間違いなくクワガタです
子どもの頃にクヌギの林に探しに行って見つからなかったものが
池があるとはいえ
住宅街のバス停のそばにいたのです


150センチメートルほど離れた柵の向こうを
小・中学生が登校していきます
見つかったらおしまい
午後には木の周りで子どもたちが虫取り網を持って駆けまわっているのに
どうして今まで無事だったのか不思議
奇跡のようなクワガタです


調べたところヒラタクワガタという種類
どうかこれからも誰にも見つかりませんように
ちなみに
「ツノ」と書きましたが昆虫の世界では
クワガタのツノは「大顎(おおあご)」と言っているようです