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2022/01/10 09:59


気づくと10月も目の前。
秋ですね〜。

ようやく緊急事態宣言も解除される見通しですが、飲食店の利用には制限が残るようで残念。以前のような勢いでは、食欲の秋を楽しめそうにありませんね。

飲食店の営業形態の変化で、夜間の生活スタイルが変わったという人も多いようです。

よく聞くのが、「お酒の量が減った。ビジネスディナーの後は、即解散。そのスタイルになれてくると、何故以前は2次会、3次会と店をハシゴして深夜まで飲んでいたのか不思議に思えるよ。コロナ禍が過ぎ去ったとしても、もうあんなペースではお酒を飲まないと思うね」というような言葉。

バーテンダーの方々には申し訳ないけれど、からだには優しい変化と言えるのかも知れませんね。

特に私のように人生後半戦を生きる者には。

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振り返ると、約40年、我ながらよく飲んだなぁと思います。私の肝臓、えらい!ありがとう!!

那覇の「うりずん」で泡盛を飲み続け、帰り際に店主からカラカラをいただいたこと。

銀座の「スタア・バー」でオーダーしたカクテルを作るのに、バーテンダーの岸さんが振ったのはシェイカーではなくタッパウエアだったこと(名人は道具を選ばないのですね)。

大好きな山廃仕込みの日本酒を醸す農口尚彦杜氏を感じたくて、当時在籍されていた鹿野酒造をふらりと訪ねたところ(もちろんノンアポ)、たまたま蔵にいらっしゃった農口杜氏自ら酒蔵を案内してくださったこと。

シングルモルトに凝っていたときに訪ねたスコットランドで目にした、琥珀色の川。

アグリツーリズムで巡ったトスカーナのワイナリー

アムステルダムでジン(ジェネヴァ)にハマり、ウィーンのホイリゲでワインどぶろくにハマり、ポルトでポートワインにハマり……。

お酒のない人生はこれっぽっちも考えられなかった私ですが、最近は、週末にワインを1〜2グラス飲むのでいっぱいいっぱいです。



※写真はミュンヘン名物・オクトーバーフェスト。密な飲み方が懐かしい。


この週1回の晩酌。もう量は飲めないので、ときどき、ビールにするかワインにするか悩むことがあります。

迷ったらワイン

これは「ビールはからだを冷やす」という説が頭の片隅にあるから。健康のためには、からだは冷やさない方がいいわけです。

この「からだを冷やす食べ物・温める食べ物」というジャンル分けが声高に叫ばれるようになったのは、いつ頃からでしょうね?

飲食物を健康と直結させて考え過ぎてしまうと、〝食の愉しみ〟がどんどん削られてしまって心が喜びません。かといって、若い頃のように「お酒は嗜好品。体に悪いと思って飲んじゃダメ!」とも思えず…、やはりしばらくは、ワインかビールかで悩みそう。

あ! そろそろぬる燗の純米酒を候補に加えてもいい季節かも、ですね!


そういうわけで、手のマルシェがオススメする健康的な飲み物は、武富勝彦さんが作る「小豆茶」。香ばしくて、温まって、からだにいいこといろいろです!