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2022/07/11 15:25



子供の頃唯一「なんて不思議なんだ」
と興味を持った虫がナナフシです
見る機会がないままここまで歳をとり
虫を撮り始めてからは「見てみたいな」と思い出すことはあっても
どこに行けば見つかるのかわからず
居場所を調べてまで探すこともありませんでした

ところが先日
買い物の道でふと見上げた葉上に
その生き物はいました
もっとも最初はカマキリの幼虫と思い近づいたのです
でもカマがない
なんじゃろこの虫は
と考えるうちに思い当たりました
これがナナフシじゃねえのかと

 

 

調べたところトビナナフシとわかりました
最大の特徴である枝への擬態感は弱めですが
ナナフシであることに違いはありません
翅が完成していなようで
まだ成虫になっていないと思われます
とにかくようやく実物に巡り会えた
よかった


 

この道ではアミガサハゴロモにも会いました
10ミリほどの小さな虫で
種としてはセミやカメムシの中です
でもこの虫
どう見たってガじゃないですか



翅のディテールが精緻で見とれるほどきれい
そのあたりもガと勘違いする要因のようです

 

それで扉の写真のトビナナフシの左の枝にある白いもの
これ
たぶんアオバハゴロモの幼虫集団です
アオバハゴロモはガよりヨコバイに近い姿
成虫が現れるのが楽しみです