大分のかぼすコンフィチュール
¥864
大分ならでは、県の特産品・かぼすを使ったコンフィチュールがこちら。もちろん無添加、無農薬。種以外は全てこの瓶の中、ビタミンも食物繊維などの栄養素もたっぷり含んでいます。控えめの甘さと程よい酸味、かぼすの爽やかな香りとほろ苦い風味は、いろいろなコンフィチュールを食してきた方にも、初めての味になるかもしれません。
●Kabos’s onsen-confiture / 150g
Kabos is one of the citrus and special product of Oita. Of course, it’s completely additive-free, all of it except seeds are in this jar. Also rich in vitamin and fiber. It will be your first time experience for someone who’s been eating various confitures to eat such one that has the moderate sweetness and sourness, flesh aroma and slightly bitter taste of kabos. It’s specialties that was created from “Mottainai” and made by using traditionally discarded kabos peel. Please enjoy the delicious flavor of Oita kabos.
●内容量:150g
●原材料:かぼす、砂糖
●特定原材料(7品目)アレルゲン:なし
●賞味期限:未開封で製造日より10ヵ月
●保存方法:開封前は直射日光を避け、常温で保存。糖度が低いので開封後は冷蔵庫で保管しお早めにお召し上がりください。
*Earliest delivery date is 2/19(Wed) (may require more days depending on delivery address).
*Tax included.
*Limit of 5 per order.
*Shipping fee is not included.More information
大分だから辿り着いた
もうひとつの、かぼすのカタチ

大分の人はかぼすが市場に出回ると、かぼす果汁として保存しはじめるといいます。味噌汁に、刺身・天ぷら・焼酎に…かぼす、かぼす、か・ぼ・す。決してすだちではありません。極めつけは焼き魚にかぼすをかけること二往復半、それが大分県民たるもの、らしいのです。そんな県民愛が注がれるかぼすではありますが、果汁だけ絞ったあとの廃棄量たるや。それを見た冨士屋のオーナー安波さんは、ついに立ち上がりました。私がやらなきゃ、誰がやる!?
まずは一番外の皮だけを先に剥き85℃でスチーム。このときかぼすのクロロフィル(葉緑素)が熱を加えることでくすんだ黄色に変色しないよう銅鍋を使用しています(だからこんなに緑が映えているんですね!)。片や実の方はといえば、丸ごと低温スチーム技法でじっくり蒸したあとに取り出し、種取り作業へ。
「かぼすは奥の奥まで種があるから、泣きながら種を取り除いてます」と安波さん。実と白いワタをミキサーで撹拌し砂糖が加えられたかぼすは、自身の持つペクチンでとろとろに固まることで、“Erstes Grün(初めての緑)”と命名されたかぼすコンフィチュールとして再デビューを果たすこととなるのです。「もったいない」から生まれた渾身の力作、大分県産かぼすのもうひとつの美味しさ、ぜひ味わってください。(ま)

“熱を操る”女性オーナーならではの手仕事。
地方の産物を科学する視点がおもしろい!

鉄輪温泉の町中で一際目を引く瀟洒な建物は、かつて旅館業を営んでいた「冨士屋一也百(はなやもも)ホール&ギャラリー」。大分県の名産品やセンスのいい手工芸品を扱うギャラリーです。オーナーのはんなり美人・安波治子さんは、蒸気技術の専門家・平山一政さんが提唱する「低温スチーム調理法」「50度洗い」の実践者であり、教室や講座を開催してその普及に努めています。また、平山さんも注目する高温蒸気〝地獄〟を利用した蒸し料理で、オリジナルの商品開発にも取り組んでいらっしゃいます。

かつて旅館だった冨士屋には、温泉のみならず、コックをひねれば高温蒸気が噴き出す〝地熱管〟が引かれています。その蒸気を利用した〝地獄釜〟に、新鮮な大分産の素材を放り込んで、後は旨味がギュッと凝縮するのを待つだけ。じわじわと地熱を利用して蒸し上げた食材は大分の自然がまるごと。栄養価も高く、旨味がギュッっと凝縮されているので、世代を問わず召し上がっていただけるものばかりです。

