ふりかけ三種詰め合わせ
¥1,390
福岡県柳川市の成清海苔店がつくる『味のりふりかけ』『忠さんのえびふりかけ』『梅かつおふりかけ』の3種類を詰め合わせに。有明海産の秋芽一番摘み焼海苔と厳選した国産原材料を完全無添加で仕上げています。
●Assortment of 3 kinds of furikake seasoning
This is completely additive-free assortment of furikake seasoning such as seaweed, small shrimps, ume with bonito produced in Japan.
Seaweed’s furikake:there are a lot of seaweed finely chopped and seasoned soy sauce with fermented seasoning, and then mixed with sesame and soybean flour.
Small srimp’s furikake:Just eating it makes you feel happy that the texture and flavor of roasted Sakura shrimp and seaweed.
Ume and bonito furikake:each deliciousness and flavor such as seaweed, bonito flakes, perilla and plum pulp stand out.
●名 称:ふりかけ
●内容量:各50g
●賞味期限:未開封で製造日より180日
●保存方法:高温多湿、直射日光を避けて保存してください。開封後はお早めにお召し上がりください。
【味のりふりかけ】
●原材料名
乾海苔(有明海産)、ごま、大豆、砂糖、発酵調味料(味の母)、醤油(大豆〈遺伝子組み換えでない〉・小麦を含む)、食塩、昆布、むろあじ、かつおぶし、とうがらし
●特定原材料(7品目)アレルゲン
小麦
【忠さんのえびふりかけ】
●原材料名
あみえび(アキアミ)、乾海苔(有明海産)、かつおぶし、ごま、発酵調味料、醤油、砂糖、食塩、昆布(原材料の一部に小麦・えび・大豆を含む)
●特定原材料(7品目)アレルゲン
小麦、えび
【梅かつおふりかけ】
●原材料名
かつおぶし(鹿児島産)、しそふりかけ、乾海苔(有明海産)、梅肉、ごま、発酵調味料(味の母)、醤油(大豆〈遺伝子組み換えでない〉・小麦を含む)、砂糖
●特定原材料(7品目)アレルゲン
小麦
※原材料の海苔はえび・かにが生息する海域で採取しています。
※本品の製造工場では小麦・大豆・えび・さけを含む製品を製造しています。
【送料および配送について】
●宅急便コンパクト
ふりかけ三種詰め合わせを1セットのみのご購入の場合
●ヤマト宅急便60サイズ
ふりかけ2セット以上の場合
成清海苔店の他の商品(優等または焼海苔)と一緒にご購入の場合
じわじわ美味しさが効いてきて
きっと常備したくなる無添加のふりかけ
最初は「あれ、ちょっと物足りない味」と感じるかもしれません。成清(なりきよ)海苔店では創業以来、海苔の本来の風味を大切にするため、ふりかけに加える材料や調味料には「食品添加物」や「化学調味料」を加えていません。味が物足りなく感じるのは、私たちがこれまで食べてきたふりかけの味が強すぎるのも一因かもしれません。
成清海苔店のふりかけは2度、3度と食べるうちに、これでなくてはという味になってくるから不思議です。ご飯、お弁当、お茶漬け、チャーハン、サラダ、パスタにと、どんどん使いたくなる幅も広がります。試しに手のひらに少量のせて食べても味がきついすぎたり、塩っぱすぎるということがないのです。基本の海苔はすべて貴重な秋芽一番摘み海苔です。それではそれぞれの商品紹介をします。
まずは『味のりふりかけ』(写真右)。一見、細かく刻んだ海苔だけが入っているのかと思うほど、海苔がたっぷり。海苔は醤油と発酵調味料などで味付けし、ごまときなこが合わせてあります。ご飯に海苔まみれのふりかけをかけると何故だか幸せな気分になります。次は『忠さんのえびふりかけ』(写真中)。香ばしくローストしたサクラエビの仲間・アミエビと海苔の風味、そして食感が楽しい一品です。最後は『梅かつおふりかけ』(写真左)。最初に海苔とかつおぶしの風味が立ち、その後にシソと梅肉がやさしく追いかけてきます。三種のふりかけは毎日ローテーションで食べたくなる味です。
何も足さない、何も引かない
有明海をそのまま食べる秋芽一番摘み
日本最大の干潟面積と潮の満ち引きが最大6mもある九州・有明海。成清海苔店が扱う海苔は、広い有明海のなかでも福岡県柳川市沖合で育てられています。この海域は九州最大の大河・筑後川をはじめ、大小の河川が流れ込みます。海苔は満潮時には山々から運ばれる豊富なミネラルを吸収し、引き潮の時には太陽の光をたっぷりと浴びる。その繰り返しによって質の高い海苔が育つのです。
海苔の収穫は11月中旬頃から翌年3月頃まで。海苔の季節の最初に摘み採られる海苔だけが秋芽一番摘みと名乗れる希少品です。秋芽一番摘みはとびきり柔らかく、旨味をたっぷり含んでいます。もうひとつの特徴は、秋芽一番摘みの海苔は酸処理していないこと。酸処理は、海苔の色・ツヤを良くし、雑藻の繁殖を防ぐため、リンゴ酸やクエン酸などを海苔に施します。それをしないということは、秋芽一番摘み海苔は、何も足さない、何も引かない海苔なのです。
シーズン最初に採れる一番摘み海苔に
惚れ込む海苔店が届ける焼き海苔
地元では海苔を養殖する人を、敬愛を込めて海苔師と呼びます。農作物が、誰がどんな大地・農法で育てるかによって味が違うように、海苔もまた海苔師が海の状況を見極め、海苔の生育を助け、どんな海苔に仕上げるかによって味わいが大きく異なります。成清海苔店は秋芽一番摘み海苔と海苔製品だけを消費者に届ける海苔店です。香りと旨味を引き出す最適な“焼き”を施した海苔から、ふりかけ三種は生まれました。(や)
▲ 小さな船に2人一組で乗り込み成長した海苔を収穫します
▲ 海苔師は海苔の成長具合や網の高さを毎日のようにチェックします
海苔を育てる人と食べる人をつなぐ、
それが小さな海苔店の大きな使命
成清海苔店二代目店主・成清忠さん。成清さんの店は、ほぼ全て皿垣開(さらかきびらき)漁協の秋芽一番摘み海苔を扱う海苔店としては稀有な存在かもしれません。それだけに海苔師たちとの絆は深く、海の状態や海苔の生育状況などの情報交換も密。ときには海にでることもあるそうです。上質な海苔を仕入れるため、実際に海苔を食べて食べて、自分の舌で吟味します。仕入れた海苔は、まだ水分量が多く、香りや旨味が眠った状態。海苔が本来持っている風味を起こしてやるのが成清さんの腕のみせどころです。
海苔の状態によって乾燥・焼き・乾燥の工程を経るのですが、焼き工程に至っては0.1秒単位で微調整を加えます。そうすることで消費者に自信を持って届けられる海苔が完成するのです。貴重な秋芽一番摘み海苔。焼海苔、味付海苔、ふりかけは「無添加」「無着色」「化学調味料不使用」を創業から守っています。
▲ 遠赤外線で海苔の状態に合わせた焼きを行います
▲ 皿垣開漁協産 秋芽一番摘み焼き海苔を使ったおにぎり
成清さんは海苔を持って全国各地を飛び回り、積極的に消費者と話し、海苔のことだけでなく、海苔を育てる海苔師や有明海のことを伝えています。「海苔を食べてもらうときに、ふっと海苔をつくっている人や有明海のことを想像したり、食卓の話題にのぼったりしたら嬉しいもんね」と成清さん。海苔師たちには消費者の声を届けます。「寒い中、黙々と海で仕事をする海苔師さんの励みや喜びになったら」と考えるのです。声高に正論を振りかざさない。けれど生産者と消費者をつなぐ海苔の伝道師のような人です。(や)