皿垣開漁協産 秋芽一番摘 焼きのり
¥1,395
九州・有明海は高級な海苔が育まれるところです。海苔選別に日本ではじめて「食味検査」導入した福岡県柳川市の皿垣開(さらかきびらき)漁協の味わい深い有明海産秋芽一番摘み海苔を厳選し、丁寧に焼き上げています。心地いい歯触り、口どけ、旨味がお楽しみいただけます。
●Yaki-nori from Ariake sea
This dried seaweed called yaki-nori is carefully baked seaweed, that’s selected from Ariake sea which is famous as a seaweed-producing region. You will be able to enjoy good aroma, smooth texture, melts in the mouth. Not just that, Seaweed includes various nutrients that help support the health such as the fiver that is contained 30-40% of the seaweed, also protein, vitamin B12, vitamin A, folic acid and 9 kids of essential amino acids that can not be produced in the body.
●名 称:焼海苔
●内容量:全型10枚
●サイズ:210×190mm
●原材料:乾海苔(有明海産)
●特定原材料(7品目)アレルゲン:なし
※原材料の海苔はえび・かにが生息する海域で採取しています。
※本品の製造工場では小麦・大豆・えび・さけを含む製品を製造しています。
●賞味期限:製造日より未開封で180日
●保存方法:高温多湿、直射日光を避けて保存してください。開封後はお早めにお召し上がりください。
【送料および配送について】
優等または焼海苔の購入数により送料が変わります。
●合計1~2袋「宅急便コンパクト」
●合計3袋以上「ヤマト宅急便60」
●桐箱での購入「ヤマト宅急便60」
購入手続きの際に上記をご指定ください。
毎日美味しく味わえる
海苔は日本のスーパーフード

海苔は海が育んだ自然食品。調べてみると多種多様な栄養素を含んでいます。海苔の30〜40%は食物繊維。全型1枚でレタス1/3に相当するそうで、腸活にはもってこいじゃないでしょうか。ほかにもタンパク質、ビタミンB12、ビタミンA、葉酸、人間の体内ではつくることのできない9種類の必須アミノ酸などが含まれています。海苔はそのまま食べることもできますし、これって、外国のスーパーフードを取り寄せ、調理して食べるより、手軽で安心かも。海苔には旨味のもとであるグルタミン酸、イノシン酸、グァニル酸も含んでいいます。
さらに美味しくて毎日飽きずに食べられる海苔というと、私がおすすめするのは『皿垣開(さらかきびらき)漁協産の秋芽一番摘 焼きのり』です。口もとに持ってきただけでいい香りがします。サクサクっとして、口のなかで旨味が広がりとろけていく。食べたあとの余韻もいいのです。美味しいからといって、一度に大量に食べないでくださいね。毎日続けることが大切です。
海苔店店主が教える
超簡単!海苔のお吸い物

この海苔を取り扱う成清(なりきよ)海苔店のご主人・成清忠さんから、超簡単なお吸い物の作り方を教えてもらいました。成清さんは海苔の仕事で忙しいときなどパパッとつくって食卓に添えるそうです。用意するのは全型海苔1枚とお湯と醤油だけ。
①海苔を適当な大きさにちぎってお椀に。
②熱々のお湯を注ぎます。
③醤油を適宜加えます。お好みでネギなどの薬味を。
柔らかく香りのいい海苔だからでしょう。ダシを使っていないのに、ほんのり海の香りが立ちのぼります。とろけた海苔が体だけでなく心まで温めてくれるようです。ぜひ一度お試しあれ。
何も足さない、何も引かない
有明海をそのまま食べる秋芽一番摘み
日本最大の干潟面積と潮の満ち引きが最大6mもある九州・有明海。皿垣開漁協の海苔は、広い有明海のなかでも福岡県柳川市沖合で育てられています。この海域は九州最大の大河・筑後川をはじめ、大小の河川が流れ込みます。海苔は満潮時には山々から運ばれる豊富なミネラルを吸収し、引き潮の時には太陽の光をたっぷりと浴びる。その繰り返しによって質の高い海苔が育つのです。
海苔の収穫は11月中旬頃から翌年3月頃まで。海苔の季節の最初に摘み採られる海苔だけが秋芽一番摘みと名乗れる希少品です。秋芽一番摘みはとびきり柔らかく、旨味をたっぷり含んでいます。もうひとつの特徴は、秋芽一番摘みの海苔は酸処理していないこと。酸処理は、海苔の色・ツヤを良くし、雑藻の繁殖を防ぐため、リンゴ酸やクエン酸などを海苔に施します。それをしないということは、秋芽一番摘み海苔は、何も足さない、何も引かない海苔なのです。
ひとつの漁協が生産する海苔に
惚れ込む海苔店が届ける焼き海苔

▲ 小さな船に2人一組で乗り込み成長した海苔を収穫します

▲ 海苔師は海苔の成長具合や網の高さを毎日のようにチェックします
地元では海苔を養殖する人を、敬愛を込めて海苔師と呼びます。農作物が、誰がどんな大地・農法で育てるかによって味が違うように、海苔もまた海苔師が海の状況を見極め、海苔の生育を助け、どんな海苔に仕上げるかによって味わいが大きく異なります。海苔師集団である皿垣開漁協が注目に価するのは、研究熱心なことと、それまで色・ツヤ重視で取引されていた海苔に、全国ではじめて食味検査を導入したこと。見た目だけではない、本当の美味しさを追求しているのです。
成清海苔店は皿垣開漁協の秋芽一番摘み海苔を消費者に届ける海苔店です。香りと旨味を引き出す最適な“焼き”を施し、この焼海苔は生まれるのです。(や)

海苔を育てる人と食べる人をつなぐ、
それが小さな海苔店の大きな使命

成清海苔店二代目店主・成清忠さん。成清さんの店は、ほぼ全て皿垣開(さらかきびらき)漁協の秋芽一番摘み海苔を扱う海苔店としては稀有な存在かもしれません。それだけに海苔師たちとの絆は深く、海の状態や海苔の生育状況などの情報交換も密。ときには海にでることもあるそうです。上質な海苔を仕入れるため、実際に海苔を食べて食べて、自分の舌で吟味します。仕入れた海苔は、まだ水分量が多く、香りや旨味が眠った状態。海苔が本来持っている風味を起こしてやるのが成清さんの腕のみせどころです。

海苔の状態によって乾燥・焼き・乾燥の工程を経るのですが、焼き工程に至っては0.1秒単位で微調整を加えます。そうすることで消費者に自信を持って届けられる海苔が完成するのです。貴重な秋芽一番摘み海苔。焼海苔、味付海苔、ふりかけは「無添加」「無着色」「化学調味料不使用」を創業から守っています。

▲ 遠赤外線で海苔の状態に合わせた焼きを行います

▲ 皿垣開漁協産 秋芽一番摘み焼き海苔を使ったおにぎり
成清さんは海苔を持って全国各地を飛び回り、積極的に消費者と話し、海苔のことだけでなく、海苔を育てる海苔師や有明海のことを伝えています。「海苔を食べてもらうときに、ふっと海苔をつくっている人や有明海のことを想像したり、食卓の話題にのぼったりしたら嬉しいもんね」と成清さん。海苔師たちには消費者の声を届けます。「寒い中、黙々と海で仕事をする海苔師さんの励みや喜びになったら」と考えるのです。声高に正論を振りかざさない。けれど生産者と消費者をつなぐ海苔の伝道師のような人です。(や)
