小豆茶(あずきちゃ)350g
¥1,650
国産小豆を焙煎して作ったノンカフェイン茶。ほろ苦い味わいがホッとします。タンパク質やポリフェノール、カリウム、食物繊維などが含まれ、むくみを防ぎ、便秘を解消し、疲労回復にも効果があるとして、日本では昔から馴染みのある飲み物です。
●Azuki-cha
This “Azuk-icha” made with domestic made red beans is caffeine-free and it’s good for constipation, to prevent swellig, effective for recovering stamina because it contains protein, polyphenol, potassium, dietary fiber, and so on.
●内容量:350g
●原材料:国産小豆
●特定原材料(7品目)アレルゲン:なし
●賞味期限:未開封で製造日より約1年(袋に表示)
●保存方法:開封後は、冷暗所にて保存しお早めにお召し上がりください。
【送料および配送について】
武富さんの商品の購入数により送料が変わります。
購入手続きの際には下記をご覧ください
●小豆茶1~2袋は「宅急便コンパクト」
●3〜5袋は「ヤマト宅急便60」
*穀物三昧1袋、小豆茶1袋、梅醤油1本、藻塩1袋を同梱する場合は「ヤマト宅急便60」となります。
【配送料についての注意事項】
商品は全て、各出品者からお客様へ直送にてお届けしております。そのため、出品者が異なる商品を同時に購入された場合、それぞれの出品者から商品が直送されるため、発送元ごとに配送料がかかります。詳しくはトップページの「送料・配送について」をご覧ください。
「お茶」という飲み物は幅が広いですね。そして、どんなお茶にも少なからず薬効があります。美味しくて、ホッと身体が緩んで、しかも身体にやさしく作用してくれるお茶のなかでも、この小豆茶は昔ながらの懐かしさが魅力。マクロビオティックの世界でもおなじみの食材です。
私の祖母は腎臓が悪く、むくみを取りたいと言っては、よく小豆茶を作って飲んでいました。作り手の武富さんも、若くして身体を壊したときには、免疫力アップのための飲料としていつも湧かしていたそうです。ほろ苦くはありますが、独特のパンチがあるのではなく、しみじみとした味わいに身体がほどけるお茶、湯上がり感覚のお茶、といった感じでしょうか。私も疲れた夜には、ノンカフェインなので愛飲しています。
沸騰したお湯で5〜10分煎じて飲むことをおすすめしますが、時間がない場合は、急須に入れてお湯を注ぐだけでもOKです。茶殻の小豆はご飯に炊き込むなどして食べきれば、ゴミも出ず、無駄なく、小豆丸ごといただけるのもいいですね。(さ)
健康という見えない価値を、
力を秘めた食べ物で作る農業家
イタリアに本部を置くスローフード協会が、世界各地の伝統的な食材や料理を守るために、優れた活動をしている人物や団体を表彰する「スローフード大賞」を、日本人として唯一受賞した農家の武富勝彦さん。76歳になる今も、堆肥作りに励み、田畑に出て有機農業を続けています。
▲ 2004年にトリノで開かれたテッラ・マードレ(世界生産者退会)にて、スローフード協会会長と。枠内の写真は2002年に受賞したスローフード大賞の記念メダルと賞状
佐賀県杵島郡江北町で生まれ育った武富さんは、体調を壊したことをきっかけに食と命の関係に目覚め、高校教諭を退職し、有機農業を始めました。近所の河原で葦を刈って堆肥とする昔ながらの循環農法を試み、赤米・黒米・緑米といった古代米を生産しつつ、心に病を抱える青年たちの社会復帰の手助けを、農業を通じて行なっていたのです。スローフード大賞は、そんな地道な活動に対して贈られたものでした。
▲ 近所の六角川河口に広がる葦原
武富さんが一般的な農家と異なる点は、その経歴だけではなく、自らの身体の声を聞く力があるという点でしょう。そして「自分の身体にはこれがいい!」と信じる食生活を納得いくまで続けながら、その経験を生かした料理や加工食品作りを展開している点です。
「人の身体は、科学で割り切れることばかりじゃなかたいですねぇ」と語る武富式食養生理論は、煎じ詰めると、「安全に作られたご飯と味噌汁と梅干しを食べる」ということになります。極めてシンプルです。
▲ 有機農法は草取りもしんどい
▲ 黒々と育った緑米
▲ 味噌造り用に蒸しあげた大豆と、マクロビオティックに目覚めるきっかけとなった緑米のおはぎ
からだを壊したことから始まった、武富さんの農家人生。堆肥を作り、土を作り、古代米を作り、季節の野菜を作り、それらを加工して食品を作る。そして、楽しく腹八分に食べて健康を作る。まさに「医食〝農〟同源」を実践し続けるスーパー農家です。
今年は新たに加工場を新設し、新商品開発にますます意欲を示す武富さん。いくつになっても新しいことにチャレンジし続ける〝真の百姓〟。武富さんのエネルギッシュなミラクルフードワールドは、まだまだ続きそうです。(さ)